困ったことに、近年、日本で
ヨガ・ブームが再燃してしまいました。
雑誌やテレビでも取り上げられ、
健康や美容のためにと、無警戒で
ヨガを学ぶ人が増加しています。
彼ら/彼女らは
知っているのでしょうか?
あの最低最悪の犯罪集団であるオウム真理教が
ヨガ教室から始まっていることを。
ヨガで生じる“快感”が、
精神支配の入り口として利用されていることを。
ヨガを人から学ぶなら、
指導者に誑(たぶら)かされるケースがあることを
知っておくべきでしょう。
ヨガでは、各種ポーズをとりながら
ボディの観念を壊していくことで、
マインドに様々な現象を引き起こします。
「スッキリした」、「ストレスが無くなった」
といった気軽な現象だけでなく、
“快感”や“興奮”を伴う激しい現象を
引き起こすことも可能です。
それは決して特別な現象ではなく、
あなたも手順通りに実践すれば
未体験の恍惚感を味わうことができます。
問題は、その毒牙のような甘い体感に耐えられず、
動揺してしまう人が少なくないことです。
自分の身に起きたことが理解できず、
精神が大きく揺らいでしまうのです。
気持ちが不安定な人を誑かすのは容易です。
例えば、「あなたに眠っていたエネルギーが活性化した」
などと、それらしいことを指導者がささやけば、
その人は神秘体験に目覚めてしまいます。
信じられないかもしれませんが、
実際にオウム真理教は
そうやって信者を取り込んでいったのです。
ヨガが悪いということはなく、
上手く利用すれば、精神鍛錬になりますし、
思考の限界を超越するきっかけにもなります。
しかし、一方で、
人を操りたいと思っている人によって
ヨガが利用されてきたのも事実です。
少なくとも、警戒心ゼロで人に教わるのは
リスクが高すぎるでしょう。
現状のヨガ・ブームを危惧した苫米地博士は、
“神秘体験”に不思議はなく誰にでも起きることを、
あなたの身に教えることにしました。
それが第20弾の内容です。
くれぐれもご注意いただきたいのは、
第20弾であなたが何を体験しようが、
そこに神秘性も宗教性も見出してはいけない点です。
人間として生まれてきた以上
誰もが享受できる喜びと、
誰もができる超思考法を
知るだけのことです。
なお、旧作を視聴してきている方であれば
激しい体感にも耐えられるだろう、ということで
第20弾には特殊な技術が施されています。
第20弾がシリーズで初めての視聴になる場合は、
精神が動揺して理性を手放さないよう
視聴中は前頭前野による思考をしっかり行ってください。
先に少し触れましたが、
ヨガを上手く利用すると
思考の限界を超越することができます。
その仕組みの説明方法は色々ですが、一つの例として、
ボディとマインドの境界が曖昧になるためです。
ボディとマインドはもともと同じものですが、
人の限界やコンプレックス、臆病といったものは、
体験を伴ってボディに固定的に記憶されがちです。
ヨガをすることでボディの観念が壊れ、
ボディが記憶する束縛からマインドが自由になり、
結果として、ひらめきを得たり、
能力を超向上させたりすることにつながるのです。
なお、サトリを目的としたヨガ行者は、
ボディだけでなく自我をも壊し、
マインドからすべての鎖を外そうとします。
それは第21弾以降の話になりますので、
第20弾ではそこまで至らなくても大丈夫です。